コレクション: 福島のクラフト蒸留酒最前線

福島のクラフト蒸留文化をけん引する存在として、まず挙げられるのが郡山市の「安積蒸溜所」。1765年創業の笹の川酒造が運営し、戦後まもなくウイスキー製造を開始した東北最古の地ウイスキーメーカーです。再稼働後は「YAMAZAKURA(山桜)」を中心に国内外で評価を高めています。

只見町の「奥会津蒸留所(ねっか)」は、自社栽培米を100%使用した焼酎を造る農家発の蒸留所。酒粕を再利用したウォッカやスピリッツも展開し、原料から土づくりまで一貫した循環型のものづくりを実践しています。

2024年に川内村で誕生した「naturadistill 川内村蒸溜所」は、クラフトジンに特化した蒸留所。クロモジやかやの実、タチバナなど日本固有の植物を使い、森を思わせる香りのジンを生み出しています。地域の自然と向き合いながら、村の魅力を国内外に発信する注目の存在です。

いま注目すべき「福島発・蒸留酒の最前線」を、ぜひ味わってみてください。


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